大分前に読んだ本で、タイトルが確か国家の誕生だった。
国家、日本という考え方が認識されたのは、近代になってからだった。
それまでは、県の前身にあたる藩と幕府が土地を納めてきた。
生まれてから日本という存在を当然のものと思っていたけど、
歴史上つい最近になってから登場したものだとわかり、考えてみれば
国というのも不思議なものだと思った。
日本の場合は、言葉は同じだし、人種も多様ではないけど、
ヨーロッパとか中東の方いくと人種も言葉も宗教もばらばらで
国という一体感などあまりないのかもしれない。
考えてみると、国っていう存在は不思議なものだ。