折口信夫さんは発見した。
古今東西の物語にはいくつかの類似パターンがあると。
その中の一つ、鉄板ネタが貴種流離譚である。
若い神や英雄が他郷をさまよいながら試練を克服した結果、尊い存在となるとする説話の一類型
別に、神でなくてよい。
例えばハリー・ポッターが高貴な血筋を持ちながら、マグルの家に生まれ苦労を経験しながらホグワーツに入学し、グリフィンドールから150点減点されたりして、入学後も苦労しながら最終的に例のあの人を倒し魔法界の英雄になるとか
かぐや姫が月から降りてきて、いろいろあってまた月に帰って行ったり
ドラクエ5の主人公が、王の血筋を持ちながらゲマにパパスを殺されキラーパンサーとも生き別れになり、その後奴隷として働かせられながら最終的に魔王を倒してしまうとか。
こういう話はネタとして面白いから使いまわされているみたいですね。