あらすじ
江口老人は友人に教えられ、ある海辺の宿を訪れる。
その宿は、秘密の会員制の宿で、会員の老人たちは全裸の娘と一晩添寝をしていた。
老人たちは性欲が枯れている老人に限定されていた。
江口老人も、その宿に通うことになり、日ごとに違う美女と添い寝するのであるが、
そのたびに過去の恋愛や自分の母親のことなどを思い出すのであった。
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感想
女の人は男から見て、実は寝ている時が一番美しいのではないかなと。
話していたり、ものを食べていたり、そういう仕草にも当然魅力はあるのだが、
きれいな女性の人を遠くから眺めるだけというのが一番きれいに見える。
その究極系が寝っている美女と添い寝するというものなのかもしれない。